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苦労の果ての幸運

7月25日(水)
今回も前回の良型連発の釣りが忘れられず、単独で片品水系へ行ってまいりました。
前回はいつ尺が出てもおかしくない状況で、結局は尺には恵まれず残念な結果に終わったた為、いわばリベンジの意味も含まれた釣行です。
天気は曇りで気温は朝で13℃と半袖では寒い程です。魚の活性が下がっていなければ良いのですが・・・。



例の如く太陽の日差しの無い暗い林道をMTBで40分程かけて上って行きます。
気温は低いですが入渓点に着く頃には、汗が滝のように吹き出てビショビショです。
ウェダーを膝まで降ろし渓に足を漬けると、渓の冷たさがとても心地良く汗がスーと引いて行きます。
しばし荒れた呼吸を整えながら水温を計ると、前回と同じく10℃と前半は余りパッとしない釣りが予想されます。
時間を調整しながらゆっくりと釣り上がって行きますが、幾分か前回よりは反応は有るものの魚の活性は低いようです。
アベレージは18cm程と小さいですが、それでも時折23~25cmのイワナも顔を見せてくれます。
そしていよいよ前回に良型が連発した渓が見えてきました。
ティペットを交換し気合いを入れて勝負に挑みます。



苔むした石がゴロゴロと転がり、この空間だけ酸素濃度が高く空気が美味しく感じます。
どんな小さなポイントでも油断ならないので、丁寧に1つ1つのポイントを狙って行きます。
ところがどうした事かあれだけ魚影の濃かった筈が、まったく反応がはおろか魚影も有りません。
最終ポイントまでの半分ほど釣り上がったあたりから反応が出始めましたが、釣れてくるのは期待したようなサイズでは有りません。
前回に尺クラスをバラシたポイントにフライを入れると、ここには居ました!
ところがフライを見に来ただけで石に潜ってしまいました。
フライを替えて狙ってみますが2度と姿を見せる事は有りませんでした。
そして最終ポイントです。このポイントは前回に尺クラスが居たにもかかわらず、不用意に近づいてしまい魚に走られてしまったポイントです。
そして不思議とここより上流は途端に魚が居なくなってしまったポイントでも有ります。



同じミスをしないようにそっとポイントに近づき覗き込むと、尺が居たポイントに魚影は有るものの尺では無さそうです。
とりあえず狙ってみると1発でフライを口にしました。25cmのイワナでした。
『ひょっとしたら前回に大きく見えたのはこいつかな?』と思いながら再びポイントに近づくと居ました!
最初のイワナが釣れたポイントより30cmほど上流に、ユラユラと揺れながら泳いで居ます。
それも最初に釣れたイワナなど比べ物にならない程のサイズです。尺イワナだと言うのは一目瞭然です。
姿勢を低くしポイント目掛けてELKカディスをキャストすると、これまた1発でフライに出ました。
ところが、なっ!なんと!合わせた瞬間にフライが宙を舞い痛恨のバラシ!!!やっちゃった・・・。
肩を落としポイントを覗くと、イワナの女神はまだ私を見捨てて居ませんでした!
不思議な事に尺イワナが同じポイントに戻って泳いでいるのです!
しばらく頭の中は???で一杯になりましたが、バラシでは無くすっぽ抜けだったのか間違いなく尺イワナはまだ目の前にいます。

気を取り直しフライをカディス・ピューパに付け替え再び狙います。
ところが先程のすっぽ抜けでスレてしまったようで、フライに反応はするのですが口にはしてくれません。
場を休めながら一服しフライをブラック・パラシュートに交換します。
そして1投目でスーと浮いてきてパクリとフライを吸い込みました!
ロッドを立てると物凄いスピードとパワーで狭いポイントを暴れまくり石に潜ろうとします。
私も必死でロッドで誘導しようとするのですが、ポイントが狭い上に物凄いパワーに圧倒され魚を止める事が出来ません。
そして運が悪く水中に入っていた木の根にリーダーが絡んでしまいどうにもならなくなってしみました。
魚は落ち込みの白泡の中に逃げ込んでしまい、ロッドからは生命感は無くなっていました。
あれだけのサイズの魚だからいくら5Xのティペットと言えども、ロッドの吸収力が無くなればもう終わりでしょう。
それでも望みを捨てずに根っこに絡んだリーダーをたどると、幸運にもまだ魚は私の望みと繋がっていました。
長い格闘で疲れ果てたのか、リーダーを手で手繰り寄せると大して暴れず素直に白泡の中から出てきました。
そして無事にネットに納めるとズシリと重くネットが小さく感じる程の大きさです。
メジャーを当てると予想以上に大物の35cmのイワナでした。





それにしても今回は幸運に2回も恵まれ良い思いをする事が出来ました。
幸運がなければ釣れなかった1匹だけに、釣ったと言うより釣らした貰ったと言うような1匹でした。
その後も数匹のイワナを釣り今回は気持ち良く14時30分にて早目の納竿としました。
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No title

きみさん、ご無沙汰です。
気合いを入れないと、中々この渓には足を運べないのが本音です。
でもこんな小渓流でも、大イワナを育てる自然の力には本当に驚きです。

1度すっぽ抜けてこのイワナが再び目の前に居た時には、目が点になりました。
こんな幸運な事は滅多に有る事ではないですね。
今シーズンの運は、恐らく使い果たした事でしょう(苦笑)

No title

こんにちは。
この尺はうれしいですねぇ。
小さめの川、なんでこんな所に大物が?
痛恨のすっぽ抜け・・・。これで釣れたら忘れられないですね。

渓の感じから、一人で行ったらビビるのわかります(笑)。
プロフィール

wild wood

Author:wild wood
 
春から秋は渓流でのフライフィッシング、秋から春はワカサギを楽しんでいる中年。
渓流では数よりサイズを求め、秘境を探し渓を彷徨い歩く。
ワカサギは10束を目標に自作の道具を考案中。

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